こうさかあきこ

 

セミナー講師 / 公認心理師

 

新卒で入社した会社で生産管理・新商品開発を担当。

5年勤務し、異業種へ転職。

転職した先で仕事の仕方につまづき、学生時代からの生きづらさも相まって心理学を学ぶ。 

カウンセラーを経て、セミナー講師として活動。
自己肯定感形成を目的としたセミナーや個人事業主向け起業支援セミナー / 起業相談などを行う。

※法人様向けにも、御社に合わせたプランをご提案させていただきます。

 

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行き詰まっていた頃はずっと「軸がほしいな」と思っていました。

どこにも焦点が定まらず、足元が揺らいでいる感じがして

全身のセンサーを張り巡らせて、あちこちをきょろきょろと窺っていました。

これをしてもいいのか。あれをやらなくてもいいのか。

不特定多数の人の目を気にして「正解」を探していました。

 

どうしてそんなことになっていたのかと言うと、

「こんな自分じゃダメだ」とどこか心の奥深くで思っていたから、だと思います。

 

こんな自分じゃダメだからと、

人の目を気にして何もできないでいました。

 

 

もちろん今でも人の目は気になります。

対人用全方向高感度センサーは誰よりも繊細に高性能に働いていると自負しております。

・・・むしろ自慢の感覚扱いですね(笑)

 

 

それでもなにかをやりたいと思った時に、誰かを気にしてやれないことはほとんどなくなったし

なにかをやりたくないな、と思った時に、世間体を気にしてがまんして続けることが減りました。

行動、言動が以前よりずっと「自由」になって、呼吸がしやすくなっています。

 

 

どうしてこんなふうになれたのかと言うと、

どこまでいっても「こんな自分」で生きていくしかないんだな、と

「こんな自分」を受け入れ、認めていった結果だと思います。

 

無意識に否定して嫌っていた「こんな自分」を

まずはしょうがないなぁ、私ってこういうやつだもんなと受け入れてみる。

そうするとだんだん「こんな自分」が好きになっていく。

好きになったら、そんな自分のやりたいことをさせてあげたくなる。

こんな流れを通って来たような気がします。

 

 

 

それでも、この世界を生きていくにあたって

わがまま放題で生きている人は「品がないなぁ」と思ってしまうタイプなので、世界との折り合いをつけて

自分の心がのびのびできる自由さと、節度を持ってがんばる社会性の保持との「ちょうどいい位置」で生きていくマインドをお伝えしています。